有楽町で呟いて。

横浜の薄給独身サラリーマンがカーモデル片手にあれこれ呟きます。模型のことよりも日常のことや元々の趣味畑である「ドラマ」の話などを我侭勝手に愚痴っていきますので、おヒマでしたらお付き合いください(^_^;

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朝の安上がりなコーヒー

つまらない映画評の後、一寸間が入ってしまいました。
今回は突然話を変えて、コーヒーについて。

★ワタシはコーヒーが大好き。例えばクルマを運転して来たときなど、お酒が飲めない席で何を頂くかというとコーヒー。友人知人の家におじゃまして何を飲みたいかと聞かれたらひとまずコーヒー。夏の暑い日も冬の寒い日もコーヒー。仕事の合間もコーヒー。朝はとりあえず起きたらコーヒー。
日本茶も紅茶も中国茶も大好きですが、まぁとりあえずは、コーヒー。
どれほどしょっちゅう飲んでるかというと、大昔の漫画のなんとかガンモとか、竹本泉の『てけてけマイハート』ののぞみちゃんとか、あいつらぐらいの勢いで、飲む。
意識してなくても気がついたら飲んでいる。自分でも

「アレ!?何故か目の前にコーヒー……」

と、ハッとなることがしばしば。
オフィスのカップベンダー(うちの会社のベンダーは嬉しい事に八坂署とおんなじ三本コーヒー。尤も100円じゃないけど……)で飲むのは決まって最大まで濃くしたインスタントのブラックコーヒー。コーヒーが好きだからと言っても、あの豆がそのブレンドがこの淹れかたが……という拘りはホンのたまにしかない。

★もともとコーヒーは薬として愛飲されていたものだという。最近、みのもんたが言ったのか堺正章が言ったのか立川志の輔が言ったのかは知らんが、コーヒーが高血圧予防にいいとかストレスを和らげるとか中性脂肪の分解を助けるとかで、健康食品として注目されているらしい。
でも、ワタシぐらいガバガバ飲むのは身体にいい筈がない……
ワタシはタバコを口に咥えたことすらないのですが、学生時代はよく
「タバコ1日2箱とコーヒー1日10杯、どっちが身体に悪い!?」
と、ヘビースモーカーの友人と殴り合い直前の口論を交していました(アホだ……)

★コーヒーは自宅で自分で淹れて飲んだり、オフィスの給湯室で淹れて飲んだり、カップベンダーで買って飲んだり、缶コーヒー買って飲んだり(その顛末が随分前に触れたプリウスのラジコンだったり……)
といった具合ですが、勿論お店でも飲みます。その「お店」について……

★唐突ですが、マクドナルドのブレンドコーヒーって美味しいですよね?
朝の一杯

紙コップに入って、お代わり自由で¥100。それ相応の安普請なコーヒーかと思いきや、喫茶店でも使う業務用のロースト豆をお店でいちいち挽いて淹れています。
これがなかなか悪くない。そりゃあ¥100ですからそれ相応のコストで提供しているもの、本格的な喫茶店のコーヒーと同じものを期待する気はちゃんちゃら無いですが、缶コーヒーを¥120で買うならよっぽどこっちのほうが味わえます。
毎朝8:40、ランドマークタワーのマクドナルド。
¥100でコーヒーだけ砂糖・ミルク無しで頼んで、みなとみらいの観覧車が見える窓際の席で2杯戴く。というのが私の出勤途中の習慣。
丁度目の前に鳴り物入りで回転……もとい開店したライブドアオート(旧JACカートレットみなとみらい)が見えます。
あー、あのブタの夢芝居も束の間の陽炎だったなぁと思いながら(笑)飲むコーヒーは1日の活動のスタートを切ってくれます。

「あすこに置いてた68万円のマークツーが無くなってるんですよぉ!」
(太陽にほえろ!「東京大追跡」より)
なんてなぁ……

★さて、そんなマクドナルド程度のコーヒーで満足しているワタシにとって、どうしても納得出来ないのが「ス○ーバッ○ス」「タ○ーズコーヒー」等に代表される『日本全国チェーン店形式カフェブーム』
あれ、なんかいちいちしちめんど臭いですよねぇ~
注文するのに「なんとかエスプレッソのトールサイズでシナモントッピングのうんたらかんたら」
って……安普請マクドナルドなら「ホット」「ブレンド」「コーヒー」のうちのいずれかの単語を述べるだけでサッと美味しいコーヒーが出てくれます。
で、ス○ーバッ○スで最も簡単なオーダー、一番安い普通のコーヒーを普通のサイズのブラックで注文する場合……
「本日のコーヒーをレギュラーサイズでノントッピング」
これでも単語だけのスピーディーさに比べると長い長い。しかもお値段¥330
いや、実際にはド○ールだのプロ○トだのカフェベ○ーチェだのの、¥200でお釣りがくるサービスコーヒーがデフレの影響で安過ぎるだけで、実際喫茶店でコーヒーというとやっぱり¥300前後なんでしょうが
マクドナルドの¥100コーヒーとたいして変わりゃしない程度のコーヒーで¥330ってのは、ケチな話だけど実際どうかと。

★そういえばそれら「カフェ系(?)」が火を付けた飲み口付きの紙コップ用ポリリッド。
アレで飲める奴の口はどんな構造してるのか知りたいものです。
熱いコーヒーがあんな小さな口から流れてくるんですよ?正常な人間なら唇火傷しますって!(笑)
街ん中で持ち歩くときにこぼれないように……って

コーヒー持ち歩きながら飲むなんてお行儀悪い事、ボクチンできな~い!(笑)

そう云う理由から、矢張り「持ち歩き用」ということで付いてるスリーブ(直に紙コップを持って手がアチチ!とならないように保護する厚紙の輪っか)も、なんか違う気がするワタシなのです……
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シネマ・ジャパネスク ~日本映画のお話・3~

★えー、はい。3回目です。
観た作品を「新しい」順にやっていくのは失敗だと思いました……今更これかよ、と自分に自分でツッコミ入れよう……

★別な意味でいろいろ危ない気がするなぁ……
『まだまだ 刑事ワイルド&ハート』(東映)
まず始めに疑問に思う方も居らっしゃるでしょう。

「あぶない刑事の原題って『刑事ワイルド&ルーズ』じゃないの?」

公式ではズバリ、そうです。「~ワイルド&ハート」はそのボツ案のひとつ。
大下勇次の初期設定「鹿児島出身の人情刑事」という部分が好きで「勇次=ハート」のイメージからこっちのボツ案が好きなのですね。ハイ。では仕切り直して……

『まだまだ あぶない刑事』(東映)

★あらすじが、いまいち掴めませんでしたねぇ……結局なにやりたかったのかピンと来ませんでした。
7年前に相模湾上で殉職した「筈」のダンディなんとか(舘ひろし)とセクシーなにがし(柴田恭兵)は、韓国でアンダー・カヴァー・コップ(よくわかんないけど、囮捜査官ですかね?)をなさっておりました。前作までは外国語がてんでダメだったセクシーなにがしも流暢な外国語を喋っております。
なんでも一発で「あのビルこのビル、みーんな吹っ飛ぶ~♪」(byインド人のハッさん)という超小型核爆弾の取引とやらを釜山で押さえる二人ですが、その爆弾の残りが日本に持ち込まれてしまうのですね。で、横浜に戻ってくるんですよ。このおっさん達。

★横浜港署、建物的には通算で4代目ですか?で、とろい動物(仲村トオル)が捜査課長です。まぁ『太陽にほえろ!』がスタートした時の石原裕次郎の年齢を超えましたので、別にいいんじゃないですか?
パパ(山西道広)とナカさん(ベンガル)と谷やん(衣笠健二)は、20年間立場変わらず。そういえば吉田さん(故・秋山武史)は一応転勤扱いなのでしょうか?
捜査課は行方不明(?)の吉田さんに県警本部長になった深町課長(小林稔侍)そして殉職した「筈」の主人公ふたりのマイナス4に、21世紀版「マイコン刑事」な水嶋修一(佐藤隆太)と鹿沼渉(窪塚俊介)のプラス2ですから、実質4名欠員→2名補充→2名復帰で定員維持という計算になりますね。
ところでこの新刑事2名については……まぁそのなんだ、後述。

★港署、狭くなったと思いません?TVシリーズ初期の開放感が無くなりましたよね。
港署の内装のモデルは神奈川県警の加賀町警察署1階。入ってすぐにまず交通課の受付けがありその隣が地域課でウエスタンドア(かなり昔に改装した時に撤去されました)を超えて庶務課(ここが港署じゃ捜査・少年の両課になりますね)というレイアウトを、通路の位置を左右逆にしたものです。相違点といえば2階に上がる階段もウエスタンドアの手前ではなく一番奥で、当然無線室もありません。

★少年課長が薫ちゃん(浅野温子)です。本編からすこし逸れますがこのヒトについて、チョット書かせてください。

ワタシはTVシリーズ初期の、ハマトラ族の残党みたいなファッションで基本的にはクールなんだけど主人公ふたりのジョークに軽いジョークで返せる余裕も持ち合わせている薫ちゃんのキャラクターがかなりツボだったのですが、いつからこのヒトのアタマのネジが数個外れたのかを検証しているファンサイトって、改めて探すとあまし無いですね……
実際、このヒトがあんなバカ丸出しキャラになった切っ掛けを御存知の方、いらっしゃいましたら教えてください。TVシリーズ#7「標的」、好きなんだけどなぁ~(これは同一シナリオの西部警察「婦人警官」やNEWジャングル「俺たちのアダウチ」等を遥かに抜きん出る傑作でした。ハイ)

で、このヒト、本作ではアタマのネジがすっかり全部外れたようです。合掌。ただそれだけ。本人は表向き楽しんでやってるように見せてますが、その実あのノリはもうしんどいんじゃなかろうか……

★少年課の薫ポジションには結城梨香(水川あさみ)という新刑事が入っていますが、彼女は少年課という立場のキャラクターが希薄な気がします。ネジが外れた頃の薫ちゃんみたいな、いちいち捜査課に首突っ込むキャラクターなんでしょうけど、もっと少年課の仕事しろよ……
少年課は転勤になった愛川さん(飯島大介)、署長に昇進した松村課長(木の実ナナ)のマイナス2と結城のプラス1で定員1名不足。
あ、そういえば鈴江(御木裕)の後任で警ら課から異動になった井沢君(伊藤洋三郎・何故か役名が途中で「岸本 猛」に変わりやがった)は、配役クレジットには出てたのに本編のどこに出て来たか確認出来なかった……

★本作では、ついにタブーを犯してしまいます。
『あぶない刑事』、特に劇場版ではよく「敵は警察」というテーマが描かれております。この場合だいたい「敵」は神奈川農協(by勇次)だったり、公安だったりするのですが……

あーあ、遂に同僚を敵にしてしまったよ!(ノ▽`)
(↑ネタバレ問題ナシのヒトだけドラッグで反転してね……って見えてるか)

これやっちゃったらもうおしまいでしょう……まぁ尤も、出演者もスタッフも観客も「今更『あぶない刑事』なんて」と少なからずは思ってたでしょうから、これで完結ということで、もういいよね?

★しかし感心したのは柴田恭兵。走る走る、よー走るわおっさん!
出演者がみんな老けこんだのは否めないのですが、このヒトの体力があんまし衰えてなかったのはお見事でした。あと、この20年間で木の実ナナがあんまし変わってないのも凄い。元々濃い顔なんで歳取ってもそんなに変わらないんだろうなぁ……(笑)
ところで出演者といえば、転勤になった先述の愛川さんと交通課の土橋課長(えーっと……そうそう、賀川幸史朗だ)がそれぞれ神奈川農協の庶務課事務員と遊園地の警備員としてチョイと出てくるのですが、この出演のしかたがすごーーーーーーーく説明的で萎えました。ここは後々TV放送時にはカット候補最優先ですな(笑)

★最後に、天邪鬼なワタシが触れるとまた石投げられそうですがクルマについて……
今回のハンドリング・バイ・大下なマシーンはマセラティ・クワトロポルテ

20年待たされたぞ!

やっと、オリジナルの港3号と同じ車種になった!(感涙)
当然、年式が違うんでイメージとはだいぶ変わるのかも知れんが、車輛スタッフにコアなマニアでも居たか?
フォーエバーでギブリを使ったときの「惜しいっっ!後ろにあとドア2枚っっ!」という思いが、やっと満たされました。本作で唯一満足したのがここだと書いたら、確実にF31レパード狂信者から石投げられますね(汗)

ところで銀行強盗の尾藤を撃ち倒した際に彼が乗っていた中古セドリック。
確実にフロントウインドウ撃ちぬいたのに、転倒する瞬間フロントウインドウが無傷状態に戻っていたのはツッコムところですか?(笑)

★前回「これはあまり書くことが……」なんてほざいてましたが、ストーリーに殆ど触れずともここまで書けたのに驚き(ツッコミどころが多すぎたのか?)
いまいち観終わってから何かが残る映画もなかったですねぇ~

★さて余談。これも近所のMOVIX本牧で観た映画です。『YAMATO/男たちの大和』の際に触れた「本牧サティへと続く歩道橋」が前々作『~リターンズ』でとろい動物と今は亡き(勝手に殺すな!・笑)虎田(関口智宏)が呑気にホットドック食ってる最中にRVRをレッカーされちゃった、あそこです。

本牧という土地柄でしょうか、実は本作上映前に「あぶない刑事祭り」と銘打って過去の劇場版5作を鑑賞料¥500でリバイバル上映という「口は出すが金は落とさない」が身上のあぶヲタ連中が大喜びするイベントをやっていたんですね~
これ、所謂「現役当時」の3作だけ観ました。『~リターンズ』以降がグダグダなだけかと今迄思ってましたが、改めて『あデカ』『またあデカ』『もあデカ』のクオリティの高さを実感しました。

この3作で完結してれば……ねぇ?(ねぇって、オイ・笑)

★順番通り行きますとですね、次回は『春の雪』か『大停電の夜に』なんですが……『THE・有頂天ホテル』とか『博士の愛した数式』とかにします?(笑)

シネマ・ジャパネスク ~日本映画のお話・2~

★お休みしてました日本映画のお話、予告通り今回はこれです。

★100年後の夕日も、きっと綺麗ですよ。
『ALWAYS~三丁目の夕日~』(東宝)
もう公開も終了して一部では延長上映やリバイバル上映をやってるところまで出てくるほど古い映画になりましたが、未だ話題が尽きませんねぇ。
原作は西岸良平先生の超ロングセラー漫画……あ、余談ですが前回の『YAMATO/男たちの大和』で原作を漫画と書いてしまいましたが、失礼、あちらは小説です。この場を借りて訂正……
ワタシは西岸先生の漫画というと『鎌倉ものがたり』はかなり昔からずっと読んでいるのですが、こちらは実は未読だったりします。あんなに続いてるのにねぇ……

★お話は集団就職で上京してきた六子(堀北真希)が住みこむ事になった夕日町の小さな自動車修理工場「鈴木オート」の鈴木一家(堤真一/薬師丸ひろ子/小清水一輝)を軸に、それを取り巻く御近所さんの静かな日常を、日本が自由と豊さに向かって加速し始めた昭和33年の東京という時代背景の中で繰り広げられていきます。
何かドラマチックなことでもあるわけでなく、本当に淡々とした平和な日常の中で、人々の喜怒哀楽、家族愛、信頼、友情、明るい明日への希望とその希望に向かって生きていく喜びを表現していきます。
殆ど後半ではお向かいの茶川青年(吉岡秀隆)と淳之介(須賀健太)の信頼関係が物語の軸になってきますが……

★さて、細かいあらすじ云々は今更私が触れるでもなく。
あちこちでも作評がみられますが、皆さんの殆どがこの映画で「泣いた」そうです。涙を誘う感動の作品か?というと、ワタシは逆に映画が終わってから暫く笑顔が絶えませんでしたねぇ~
残業帰りに丁度時間が良かったので立ち寄ってレイトで観たのですが、さっきまでオフィスでカリカリしていたのが嘘のようにホッコリと和みました。仕事疲れでボロボロのまま映画館に入ったのも、この場合正解でしたね。
『人情喜劇』ということで、いろいろ考えることなく平和で楽しい、希望に溢れるスクリーンに癒されました。

★敢えて唯一涙が出たとすれば、かなり終盤なんですが六子が青森の母親からの手紙を読むシーン。里心を持たないようにとトモエ(薬師丸)がずっと見せずに保管していた手紙はものすごい厚さの便箋の束となって六子の前に差し出されるのですが、その便箋一枚一枚ににびっしりと書き綴られたペン字に、都会で頑張る娘への母の想いが思いっきり滲み出ていて涙が出ましたね。
「厄介払いされてきたんだ」と、もう帰る場所は無いと思い込み、鈴木夫妻のクリスマスプレゼント(青森までの列車往復切符。ちなみに片道¥2,000……現在の物価は概ねこの10倍と考えて宜しいかと)を拒んでいた六子。でも、子供が憎くて追い出す親なんて居やしないんですよねぇ~
いや、今の時代の親だとどうなんだろう??
勿論、ここで泣いたという人も居るんですが、私が納得できないのは……

★茶川青年のプロポーズ。ここは泣くところかぁ!?
なんか、このシーンで泣く人って妙に偽善臭くないですか?平成の世を何不自由なく過ごしている自分たちがあの二人の立場になった時、本当に嬉しいか?幸せか?
特に身分不相応なブランド物とかで着飾った若人連中!アンタらがここで泣く資格があるのかと小1時間(以下略)
少なくとも、茶川青年やヒロミ(小雪)ほどの苦労はしていないワタシはここで泣く資格のある人間じゃないです。
ワタシはこのシーンでは、茶川青年が力を入れながらゆっくりと化粧箱を開くのに合わせて、目を見開いて力んでおりました。竜之介!頑張れ!頑張れ!と。いつかそこに実物が現れるであろう「希望の指輪」を填めた手を翳し、涙を流しながら微笑むヒロミは実にいい女だ……それまで小雪って大根だと思ってましたが、本当はそれまでの作品の監督がこの女優の資質を最大限に引き出せてなかったんだなぁと思いましたよ。

★さて「幸せな贈り物」というと、クリスマスの朝のシーンもいいですねぇ
茶川青年とヒロミと宅間医師(三浦友和)の粋な計らいで「サンタさん」が置いていった万年筆に飛びあがって喜ぶ淳之介と茶川青年(は、勿論仕掛けたほうだから芝居なんだけど)
そういえばプレゼントを貰ってあんなに大喜びしたのって、いつが最後だったかなぁと、つい考えてしまいました。

余談ですが、希望通りの野球盤(時代考証に忠実なモデルを用意したエポック社は偉い!)を貰った一平君(小清水)に則文(堤)が

「あー、こりゃサンタさん間違えて置いてったな。返してこなきゃ」

ってとぼける件、まったく同じ経験を父親からされたことがあります(^_^;

★時代考証……はつみさんがブログで既にかなりの考証を綴ってらっしゃいましたので、重複するところもあると思いますが……

冒頭、上野駅に着いた六子が「鈴木オートの社用車」と勘違いしたセダンに1955年型辺りのシボレーは正解ですね。ここで安易に初代クラウンとか使うといっぺんに冷めてしまいます。確かに日本車の性能が劇的に向上していった昭和33年という時代ではありますが、まだアタマが硬く保守的な戦前派の会社役員にとっては米軍払い下げのシボレーのほうが信頼できる時代です。更にこの考証について偶然なのか狙ったのか、淳之介を引取りに来た「実父」らしい?川渕社長(小日向文世)のクルマがクラウンなんですよねぇ~ 成金で新し物好きのイメージを巧く表現しています。
そして、その鈴木オートの「実際の社用車」であるミゼットについては誰しもがツッコんでいたように、丸ハンドルで二人乗りでスチールドアのミゼットは昭和33年当時「最新鋭の高性能軽トラ」ですから本来ならあんなポンコツでなく、川渕社長のクラウンのように子供たちが珍し物見たさにワラワラと集まり、丁度鈴木家へテレビがやって来たときの御近所の騒ぎっぷりに近い状態である筈。ただ、はつみさんも仰せのようにこれは演出が時代考証よりも重要であり、この型だからこそ鈴木オートへ向かう六子がミゼットの窓から顔を出して東京の空を仰ぐシーンも活き活きとしたものになるってもんです(バーハンドルじゃ二人乗れんしね・笑)
マイクロエース(旧アリイ)がこれにあやかって「鈴木オート仕様」パッケージの1/32ミゼットを発売しなかったのは失敗でしたねぇ~ 例のジオラマ小物が入った「オーナーズ郷愁クラブ」の形態で出せばきっと売れた筈……エルエス時代は「稲村ジェーン仕様」を映画のプロモーションとして配布してたのに。

それにしても、ことクルマについては「やけにダットサンが多い東京だなぁ」という印象でした。どうせVFXで大通りのクルマを増やすなら日野ルノーやいすゞヒルマンをもっと増やしたほうがいい気がしました。あと空地の廃車程度でしか登場しなかった戦前型の軍用オート三輪の払い下げなんかを駅前の日通に何台か置くといい画になりそう……

★クルマ以外の時代考証……「東京タワー周辺の街があんなに木造だらけなのか!?」という評をどっかで見たときは思わず吹き出しました。鉄筋コンクリートのビルが乱立し、大通りから外れても道が舗装しており、道路標識や信号機や横断歩道がある東京は、昭和30年代後半のこと。あの当時はあんな感じだったようです。ただ、ワタシがいまいち解らなかったのは銀座の天商堂(勿論「天賞堂」のパロディ……こういうのがあっちこっちにばら撒かれてるのもこの映画の楽しいところですよね・笑)を出た茶川青年が入った電話ボックス。アレは先述の昭和30年代後半に生まれた形だと思います。昭和33年当時だとまだ屋根は赤くなかった筈。赤で電話といえばキン(もたいまさこ)のタバコ屋の公衆電話もひょっとして3分電話仕様(昭和47年~)じゃないか?
その反面、家電品や生活小道具は神経質なくらい正確でした。画材屋として注目したのは淳之介愛用の黄軸時代の「三菱鉛筆」(太陽鉛筆が1本混ざってましたな)これはわざわざ作ったのだろうか?
鉄道がいまいち詳しくないんで、当時の東北本線や都電があんな感じで正解なのかは良くわかりません。

★しかしながら、先述の『YAMATO/男たちの大和』同様、日本の映画人の職人気質が思いっきり堪能できました。デジタル技術で云々という前振りは最初拒絶反応を示していましたが、なんだよ、デジタルでもしっかり「映画職人」やってんじゃねぇかと感心しましたよ!低予算だのつまらないだのしょぼいだの画一的だのと、いちいち言われる日本映画だけど、

興行収入と観客数と制作費とCG職人の自己満足以外何も無いここ数年のクズゴミみたいなハリウッド映画より100,000,000倍は面白いね全く!

★また、ことこの作品に於いてはキャストも「職人」でした。
少年誌のグラビアでニコニコやってるだけだと思っていた堀北真希のまぁ見事な東北娘っぷりよ!そういえば『逆境ナイン』でもかなり評判良かったようで。
個人的には冷蔵庫がやってきて用無しとなった氷屋のピエール瀧が捨てられた氷式冷蔵庫を切なく横目に見る演技に一票(って、またコアなところ突つくなぁ・笑)

そう、冷蔵庫といえばシュークリーム。ワタシが小学校にあがるつい20数年程前までは本当に高級菓子でしたねぇ……今ではスーパーやコンビニで100円で買えますな(実はこのブログ書いてる最中もおやつにモンテールの¥95シュークリームを食ってたりして……)

★えーと、次回の予定は観た順番を逆に遡ると例の「あぶないのは更年期障害のほうじゃないのぉ?」な『まだまだ 刑事ワイルド&ハート(原題)』ですね。
これは……書くこと殆どないな(^_^; TVシリーズからの歴史整理を交えてスペース稼ぐとするか……

1月の間、ネットをお休みしまして……

★2月も4日ですが、今年初めてのインターネットです。
年末にCPN解散のことを始め、いろいろ思うところがありましてこの1ヶ月間、ネット活動をお休みさせて頂いておりました。
大変御迷惑お掛けしました。上記の件についてはまた追って纏めてお話する機会があると思います。

★さて、それでは今年最初ということで仕切り直し。

あけましておめでとうございます。(ぉぃ

★2006年ですが、インターネット側で特に変化はないかと思います。
去年の名古屋不参加で延び延びになっちゃった「C10~V35・歴代スカG2枚(「スカクー」というのはV35に限って標記したい気分なんで……アレってフェアレディZ2by2の後継みたいなもんでしょ?)」を今年の名古屋までに披露出来るよう準備を進めております。
本来でしたら今年の静岡は三菱のラリ車でいこうと予てから計画していたのですが、CPN解散でワタシも元の鞘(カッコ良く言やぁ「ロンリー・マン」)に戻りましたので、展示会ホストの立場じゃなくなりましたんでね。

★劇中車。刑事ドラマ系は東宝一本に絞ります。以降もその方向にしようかと。
いずれ、現在アップしている『西部警察PART-ll』も看板を畳む予定です。
サファリの箱を開けて目眩がしなくなるようになるまで10年は掛かりそうなんで……と言うのは冗談で、本音を言うと「なにもワタシが今更『西部警察』なんかやらんでも」というのが実は数年前から心の奥底にありまして。確かにロクさんの依頼が切っ掛けで世に出た430セドリックセダン後期型は、ワタシがカーモデルに出戻る引き金となった記念碑的作品ではありますが、これは逆に自分のモデラーとしてのヘナチョコ振りを改めて心に刻んだ戒めの作品でもありますから。

★ホント、カーモデルに出戻って5年……改めて「クルマのプラモデル」って難しいと思いました。
ワタシは実車知識・メカニック的知識が全然ないんで、尚更そうなんですよ。単なる「クルマの形をしたもの」からなかなか脱しないんですよね。
例えば、インパネの造詣が曖昧なMG-BのマークlV、リアガーニッシュが無印GTのまんまのケンメリGTX-E・S、内装の配色を確認してないカローラGT、セミトレ→リンクコイルの違いを車高でしか表現出来ないローレル、他力本願全開のR31、そして極めつけは矢張りボンネットとトランクが前期型のままの430でしょう……どいつもこいつも振り返れば情けなくて泣けてきます。

では、カーモデルなんか辞めてしまってまたおにゃのこふぃぎゃーに戻るか?というと、戻ったら戻ったで昨今のやれ秋葉ブームだとかなんかでこっちの世界も無駄に目が肥えて(ホントに無駄な審美眼だと、先日の「TVチャンピオン」見ながら思う32歳)私なんかの出る幕は無くなってしまったなぁという体たらく……いや、やっぱりそんなことより
30過ぎてから○○たんハァハアというのは、実際許して貰えるのだろうか?
みんなが許してくれるんなら、別にそんな人生でも悪かないかと(ぉぃ
紗緒さん、どうでしょ?(ぉぃぉぃ

★で、劇中車の話。以前から触れているように某『Bark to the SUNRISE!』(これじゃ「某」じゃない)を後ろから順に遡って行こうという『予定』になってます。こちらもスカイラインと一緒に秋の名古屋がお披露目になればいいですね。
本当に登場順を逆転していく形で現在……

 スープラ2.0GTツインターボE
 ソアラ2.0GTツインターボ
 クラウン2000スーチャ
 セリカ1600GT(タミヤ2000GT-R改)
 マークllGTツインターボ
 某重労働覆面車(シークレット・タミヤVRターボ改)
 クラウン3000ツインカム

までが着手済みで、そのうちのPART2続投組3台はいよいよ佳境に入ってきました。ここから先はここまでが終わってから……
Taku兄ィが異様にカッコイイTE71でこの企画にゲスト参加戴いたので、結構プレッシャーではあります。

★随分昔にチョロっと触れたように、この作品の場合'80辺りまでの「前半」が結構ネタ的に厳しいんですよね。クラウンはプラモデルじゃみんな2ドアになっちゃうし(本編では両者とも影武者で2ドアが使われたことはありましたが、今回の計画はレギュラー車限定なんで)、種車のあるキットでもなんか今じゃ化石みたいな存在の物ばっかり。
クラウンモデルのスプリンターリフトバックとかエルエスやエーダイの2代目セリカリフトバック、どっかの道端に落ちてませんかねぇ……?

★いや、正直なところ申しますとそんなことよりも「この作品」をネタにすることに対する縄張り関係がワタシにとっては一番の心配事です。
ドラマ畑で活動していたのを逃げてこっちの世界のネット活動に移行してるんで、たとえ誰もこんなもん模型で再現しようとは思わなくてもドラマ畑時代のそういう妙な「縄張り意識」に気を遣わざるを得ませんよねぇ、やっぱり。
完全にネタバレしてるにも関わらず、サイト内でもここでも「番組名」をストレートに出してないのはその所為もあります。

よく某カーモデル誌の投書欄とか劇中車模型サイトの掲示板とかで、このドラマのタイトルが出て来るとドキッとして心臓に悪い……
実態のよくわからない「礼儀」とやらを尊重すべきか、東宝テレビ作品のトヨタ劇中車をメインとする自分のモデラー立場でのプライドで押し通すか、非常に悩みます。場合によっちゃこれもオフラインでの「実物披露」以外では発表できんかもしれません。
唯一救いなのが、先述のTE71。ドラマ畑でのしがらみが無いTaku兄ィの作品なら、堂々と番組名晒せるからね……
『予定』でしかないのは、そのためです……ハイ。

★なんであれかんであれ、1月は今年の方向性について相当悩みました。
『ジャングル』が来年の2月で放送開始20周年になるので、皆さんももう忘却の彼方にあるであろう『12人の優しい刑事さん』の再開とか、高校~短大時代に出していた同人の原稿を実家で探して貰って復刊できるか!?なども思案してはいたのですが……厳しいですねぇ。

★でも、悩んでばかりじゃただ「有楽町マリオンのからくり時計」が自然消滅してしまうだけなので、ひとまず今日からいつものネット活動再開です。

この一年、また皆さんにはお世話になりますが何卒宜しくお願い致します。

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プロフィール

有楽町マリオンのからくり時計

Author:有楽町マリオンのからくり時計
1973年式・CVCCよりもTT-CCよりもNAPSよりも低公害な(?)横浜男。但し燃料を入れ間違えたらとてつもない毒を吐くので注意しましょう(笑)
クルマのプラモデルとドラマとテレビ東京とかわいいものが大好き。媚びてる物と固定概念が大嫌い。絵に描いたような天邪鬼。

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